宅地建物取引主任者資格で40代でも転職

私は不動産業で働いて8年目になったときに宅地建物取引主任者資格を取得しました。それまでの期間で仕事の合間に勉強する余裕と、体力がなくてなかなか資格取得が実現しないまま年数だけが過ぎてしまいました。資格があれば宅建資格手当が給料に付加されますし、もしリストラ対象になっとしても宅建保持者なら残れるでしょうし(不動産会社には従業員5人に1人の宅建資格保持者が必要なので)勉強して資格を取得するきっかけになったのが、同じ不動産業界で働いている当時付き合っていた彼氏から、『この先宅建は絶対に必要だから今のうちにとったほうがいいよ!』と背中を押されたからです。

一念発起して、宅建資格学校に申し込みすることにしました。お金がなるべく安く済む、短期コースに申し込みテキストで予習復習と学校で出される宿題を毎日コツコツと時間を見つけては勉強の毎日が続きました。教科書を開いてみると難しい法律用語が並んでいて、なかなか進まずに苦戦しましたが、けして安くはない受講料を払ったんだから無駄にしないように頑張ろう!と思い勉強しました。

まずは声に出して音読すると良いという彼氏からのアドバイスで実践し、食事時間もテキストは手から離さずといった、宅建漬けの日々でした。短期で集中して勉強するほうが、私の性に合っていると思いとにかく集中力を切らさないようにしました。

そして頑張った甲斐があり1発で見事合格いたしました!本当に苦しくて辛かったけど念願の資格を手にできたので、今までにない達成感でいっぱいになりました。彼氏もよく頑張ったね!1発合格見事だよ!とほめてくれました。この年になって(38歳)勉強するということはかなりの挑戦でしたが一つ成長できたと思います。

それから、2年ほどして務めていた不動産会社を退職し、同じ不動産業界でも別の分野の不動産会社に就職しました。ハローワークの求人で見つけたその会社の資格欄には、宅地建物取引主任者資格者歓迎!とあり応募資格があることに嬉しくなったのを覚えています。40歳でしたが資格があるということと、不動産経験者ということで、すぐに採用していただけました!資格持っていて良かった!と思える瞬間でした。

業務は以前していた賃貸物件紹介の仕事より、マンションに入居している方の入居管理の仕事がメインの会社でしたので、私にとっては未経験の分野に挑戦でした。仕事の多くは、入居している方々からのクレームや設備修理などです。設備修理などの依頼は、専門の業者さんへの発注で解決しますが、一番厄介なのは家賃滞納の督促と解決とマンション上下の音の問題がかなり大変でした。

宅建の勉強の中で民法(一番基礎になる法律)で学んだことがとても役に立ちました。世間の常識に照らし合わせて、物事を判断するのですが、もし法律の知識がなかったら、主観で判断してしまった可能性はあったと思います。問題解決には両者の言い分や立場を考慮しながら、公平性を保つよう心掛け、お互い歩み寄っていただいたけるように説得したりする時に資格取得で学んだことが大いに頼りになりました。何事も努力したり経験したことには無駄なことはないと思いました。

不動産業界での自分にとっての新しい分野(入居者管理部門)の仕事に就いてみると、人間関係が複雑に絡んでいる案件が多くて解決していくのには日々経験をコツコツとこなしていき、たくさんの経験を積んでいき、自分の中でたくさん解決の引き出しを増やしていくと、楽にスムーズに仕事がしていけると思うので、やりがいはありますから、日々精進していきたいと思います。『資格を取ってみたら』と進めてくれた彼氏に感謝です!