チーフに昇格、通期成績での評価

以前、ブライダルプランナー・ドレスコーディネーターとして勤めていたころの話です。(トータル6年ほど勤めました)3ヵ月に1度、現在の職務の把握などもあり、定期的に上司との面談が行われる会社でした。細かく様々な項目があり、自己評価と上司(店長)評価がつけられます。その評価をもとに自分がより意識して取り組んできたことや感じたこと、反省点、会社に求めること、店舗に求めることなど上司とじっくりと面談がありました。

仕事をはじめて2年ほどたった面談の際、日頃の勤務態度や成績が評価されチーフへと昇格させていただくことになりました。その当時は、こんなに早くチーフになれると思っていなかったのでとてもうれしいという気持ちと、当時私が1番年下だったため、複雑な気持ちもありました。スタッフとの信頼関係も築けておりましたので、その面で人間関係のいざこざはなく職務をすることが出来ました。

給与面では、1万5000円アップでした。そのときは、月に1万5000円もアップしたと喜びが大きかったです。特に昇給の交渉ということはなく、会社が提示する額に「ありがとうございます。」とそのまま承諾しました。その1万5000円がどういった規定で、決定したのかはわかりませんが、おそらく年齢や勤務年数が大きく関わっていたのではないかと思っております。特に、役職などでの昇給がない限り年に、1000円~3000円ほどの給料アップとなっていましたので、それだけ仕事内容も大変になるのだろうと覚悟はいたしました。

予想していた以上に仕事量は増え、会議資料の作成から様々な店長業務も任せられ、出張も増え正直仕事的にはきつくなりました。事務作業は多くなり忙しさは増すばかりだが、チーフということで個人売り上げも常にトップでいなければならないプレッシャーも大きなものでした。仕事量もとても多かったので、最初はその昇給額で喜んでいましたがもっとアップしてもいいのではないかと不満も出てきました。しかし、性格的に頼られることはやる気が出る源でしたので、遅くまで1人で残業の日々も苦ではありませんでした。

仕事の疲れは、お客様の「ありがとう。」や同僚の「ありがとう。」で一気に吹き飛ぶといった感じでした。期待にこたえようと必死に仕事をこなす毎日で、こんなにきついなら通常のスタッフのままでよかったな・・・と弱音を友人にもらすこともありました。友人などの昇給の話をきき自分の昇給の額は少ないなと感じたときは、どうしてもやる気が下がりましたが、やはりブライダルプランナー・ドレスコーディネーターという仕事が好きでしたので、続けていくことが出来ました。

チーフに昇格してから1年半くらいたったころ、店長へのお話しをいただいたのですが、いろいろと考えるところがありお断りしました。やはり、店長となるとより出張は増えますし、転勤は2年に1度のペースで行われます。私はその店舗で働くことが好きだったので、せっかくいただいた話でしたが断るという選択をしました。もちろん店長になれば、50000円の店長手当等が付き給与もボーナスもアップしますが、その会社からの責任を私はどれほどの期間を果たすことが出来るだろう・・・と考えた結果、お断りするという判断にいたしました。その当時、結婚ももそろそろしたいという気持ちもあり、悩んだ結果です。

その選択にまったくその後、後悔はなかったかというとうそになりますが、その当時自分が必死に考えて出した結論なので良かったと思っています。とはいえ、昇格や昇給ということは自分の日頃の頑張りが、形として明らかに評価されることなので認められるととてもうれしいものです。人から期待されその期待にこたえたいという気持ちが、当時の私を大きく成長させてくれたことだと思っています。